【キッズ・ジュニア世代の指導者向け】体の管理①
こんにちは。
横浜でパーソナルジムを運営しております、トレーニングコーチの冨田です。
本日からキッズ世代やジュニア世代の子供たちの指導者の方向けに記事を書いてみようかと思います。
好評なようでしたら続けていきますね😄
では、まず1回目の本日は、子どもたちの【体の管理】についての①として書き起こしてみます。
さて、体の管理といえば、どんなことが思いつくでしょうか?!
分かりやすいところで言うと、
「身長」や「体重」あたりでしょうか?!
特に、第二次性徴の時期(男の子:約11〜14歳、女の子:約9〜12歳)の体の変化が大きくなる時期には注意したいところ。
体の変化とともに『心』の変化も大きい時期(俗に言う反抗期)でもありますので、指導者側の声がけも大事ですよね!!
では、実例を含めて少し考えてみましょう!
■ケース① 筋肉(関節)の成長とトレーニングボリュームのズレ
体の成長が大きい第二次性徴期。やはり、体が強く・大きくなる分、トレーニングにも熱が入ります。
そんな時は、トレーニング時間(競技練習)が長くなり、
『特定の筋肉(関節)への負荷』
が蓄積しやすくなります。
想像することは容易だと思いますが、成長中の筋肉(関節)はそんなに強い状態ではありません。
そんな時期の高頻度の筋肉(関節)の使用は
『オーバーユース(筋肉などの組織の使い過ぎによる炎症発生状態)』
を引き起こしやすい状況です。
■ケース② 過度の減量による無月経や貧血の発生
これは女の子の事例ですね
女の子の第二次性徴の時期は、体内で分泌されるホルモンの影響によって体脂肪のコントロールが大変な時期になっています。
そうすると、指導者の方からはほぼ間違いなく『体重』のことを指摘されます。
ここで、間違った方法で減量していくと、そのホルモンが十分に分泌されなくなります。
さらにそれが進むことで、月経が止まったり、貧血が起こったり、若年性の骨粗鬆症を引き起こすケースが発生します。
と、こんな感じの現象、指導者としては避けてたいですよね?!
そのために、子どもたちの指導者の方へは、以下の要素を可能な限り管理して頂きたいと考え、提案して参ります。
1.身長の伸び幅
2,体重の増加量
3,体脂肪率の変化
4,月経の有無(可能であれば)
このくらいは把握してきたいところですね!
詳しい管理の指標などについては、また次回書いていきたいと思います。
では、また近日中に!
冨田でした。
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